Non-Profit Organization ODOROKI NETWORK

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NPO法人おどろ木ネットワークは、森と木の文化見直し、ものづくりや手仕事の知恵と創造力をもって、
活力ある地域社会の実現をめざします

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 木質系廃棄物の利用

■木質資源の循環利用


■建具屋が地球環境問題を論じる

 
 建具屋が忙しかった時代、自分の仕事に難しい理屈をつける必要が無かったし、親方からも教わらなかった。今は、地球環境問題だの、循環社会の実現だの、カーボンニュートラルだの、やたら木に関する話題が多い。孫の話を聞くと、「森林伐採で環境破壊が起こっているから木を大切に・・・・」と学校では教えているらしい。
そんな孫の視線を気にしながら、今日も私は木を切り、穴をあけ、削ったりで建具を作っている。
 建具屋にとって、「木を大切に・・・・」とはどういうことなのか考えてみた。
 私たち小さな建具屋は、お客さんから注文頂いたものを、材料を吟味し、時間をかけながら、長く使ってもらえるものを1品づつ作るのが得意だ。作業効率は低いかもしれないが、材料を有効に利用し、できあがったモノは長く使ってもらっている。これに対して、大規模工場は、効率と優先だから材料の吟味は後回しになり、材料の大量消費とムダを招く結果となっているのではないか。考えてみたら、私たち小さな木工屋は、限られた資源を大切に利用しており、以外と環境保護に寄与しているのではないか? 
 本業が暇になったら、インターネットで「木材 環境 エネルギー 炭素固定」等のキーワードで検索してみては・・・・・・・・。

■木材粉砕機
 
 木材のリサイクルには木材粉砕が欠かせません。粉砕された粒子を小片とかエレメント等と呼び、その大きさや形状によって、ファイバー、ストランド、フレーク、シェービング、スプリンタと分類されている(木材工業ハンドブック)。
 製造機械は、自走式と設置型とに区分され、自走式は主に林地や農地の残材処理に使われ、設置型は、木質ボードの原料製造工程として厳密な品質管理の下で使用されている。
 利用される粉砕方式以下に関連サイトを紹介します。

ウエノテックス
ツカサ工業株
潟tジテックス
ヤンマー
コマツ
槇野産業

■植生基盤

○特徴

 植生基盤は、平成16年ころに屋上緑化用に開発されたもので、再生材料である木材(スギ)を原料とした、軽量で、土壌としての性能を兼ね備えた有機系人工土壌です。潟vラム・エコ・プロジェクトと青森県林業研究所、株ェ戸鉄工所で共同開発され、潟vラム・エコ・プロジェクトで実用化されましたが、残念ながら不況の影響で倒産してしまいました。
 木質系廃棄物利用の一例として紹介します。


○施工

 必要に応じて防根シートなどを敷き、その上に植生マットを置きます。十分に散水しはり芝をのせ、縁木を廻し、最後にまた十分に散水して終了です。




 屋内・屋外のイベントにも利用出来ます。



○作り方

 青森県が特許を所有しておりましたが権利を放棄しましたので、今は誰でも自由使えます。(特許2004-079242)
 この技術は、イソシアネート系接着剤と蒸気噴射プレスの組合せが特徴で、これにより50o厚で密度0.3〜0.4の軽量ボードを短時間に製造することが可能になります。装置全体も比較的小規模で出来ます。


■コーンスターチを使ったオガ粉の成型方法
 
 誰でもが、家庭でも出来るオガ粉の成型方法を紹介します。

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